ベタガードってなんだ?

ハンドクリーム・ベタガードの特徴・使い方・歴史

ベタガードの特徴




ベタガードの3つの特徴


ベタガードのコンセプトは明確です:

  • (1) ワセリンなのに、さらさら感

  • (2) 水で流れ落ちない強さ

  • (3) お料理を邪魔しない香り(ローズマリー&月桃)



ベタガードは、全身にお使いいただけるワセリン・クリームです。


さらさら感


ワセリンの特徴である"ベタベタ感"を軽減し、使いやすく調整しました。

(ここで言う"さらさら感"は、一般的なワセリンと比較した場合の"さらさら感"です。ベタガードそのものは、それなりの粘土があります)


全身にお使い下さい


手・カカト・ヒザ・ヒジ・顔・目の周囲・口の周囲・唇(リップ)・・・パワフルなワセリンなので、ケアが必要な部分にピンポイントで少量お使い下さい。

スキンケア・ローションのように全身に延ばす使い方はおすすめしません。


ハーブの香り


ローズマリーと月桃精油によるハーブだけの香りです。

ケミカルな香りや不自然なニオイはしません。



コンセプト


ベタガードの基本コンセプトは、お肌を単純にガードすること。外界からの刺激がシャットアウトされるとお肌では、人本来の自然治癒力効果が高まります。

ベタガードには薬効効果はなく、お肌の自然治癒力をサポートすることをコンセプトとした製品です。



ワセリン・クリーム


ワセリンなのにサラサラ感があるワセリン・クリーム。水に流され落ちない強さ。

手荒れ・手湿疹で苦しんでいる人に使っていただきたいハンドクリームです。ステロイド非配合、ノンシリコン(シリコン非配合)ハンドクリーム。



香りのハンドクリーム


天然ローズマリー&沖縄産の月桃(ゲットウ・サンニン)精油の薬草風ナチュラルな香り立ち。お料理を邪魔しない香り。



リップクリームとして


唇の荒れにもワセリン・クリーム ベタガードをお役立て下さい。



全身スキンケアクリームとして


かかと・ひじ・ひざなどザラザラ角質が成長しがちな部位へのケア(角質ケア)にパワフルです。また外界刺激を強力にシャットアウトしますので、あかぎれ・手湿疹・切り傷などの痛んだ部位もやさしく保護してくれます。



全成分


ベタガードは下記の成分で構成されています:

・ワセリン・・・(サンホワイト)
・ホホバ種子油・・・(ホホバオイル)
・水添ホホバ油・・・(ホホバワックス)
・ローズマリー油・・・(ローズマリー精油)
・ゲットウ葉油・・・(月桃精油)
・トコフェロール・・・(ビタミンE)



薬事法表記


【使用上の方法】
●日光や電気製品の上など高温や多湿になるところで保管しないでください ●お子さまの手の届かないところに保管ください ●間違って飲み込まないでください ●目に入った場合は水で洗い流してください。

【製品企画】
●武蔵野ワークス
185-0023 東京都国分寺市西元町2-13-19 (LM1階)

【製造販売元】
●ペアブロッサム合同会社
千葉県鎌ケ谷市鎌ケ谷8-5-59

【販売名】
●ベタガード

【成分】
●ワセリン・ホホバ種子油・水添ホホバ油(ホホバワックス)・ローズマリー油・ゲットウ葉油・トコフェロール(ビタミンE)

【容量】
10mL

【原産国】
日本



ご使用方法


●手足・足のかかと・ひざ・ひじなど角質やザラザラ感のある部位に薄く伸ばしてください。皮膚を優しく柔らかく保護します。

●ベタベタにならない程度でカラダ全身へのご使用もお勧めです。

●就寝前にお使いいただくと効果的です。

●天然のローズマリーと月桃のナチュラルな香りに癒されましょう。



米粒大を指先に・・・


●米粒大のベタガードを指先にとり皮膚の上で軽くのばしてください。

主成分のワセリンはベタベタです。多く付けすぎないことが賢いつけ方です。ワセリンは常温で半固形のテクスチャが特徴です。手で包み込むように暖めると柔らかく拡がります。



●手荒れのひどい部分、手湿疹の部分には重点的にお使いください。



使用上の注意


※お肌にあわない場合は使用を中止してください。

※保管の際は、乳幼児の手の届かない場所を選び、火気・高温・直射日光の当たる場所を避けてください。

※肌が敏感な方、アレルギーをお持ちの方は、腕の内側などで少量お試しいただいた上でご使用ください。



お肌への効果的な塗り方


ワセリン系クリーム一般に言えることですが、乾いたお肌より、少し湿られたお肌に塗った方が、伸びもよくお肌への浸透も効果が期待できます。



水分で湿らした後に塗る


洗顔の後など、お肌への水分補給が行われた後、ワセリンを塗ると保湿が効果的に発揮されます。

入浴後もおすすめです。入浴後のワセリンの塗り方は、水分を軽く拭きとって薄く伸ばしてください。

入浴などしていなときは、水で皮膚をぬらして軽く拭き取るだけでも効果があります。



原材料ポリシー


●本製品のメイン成分はワセリンです。ワセリンは原油から精製される鉱物由来の成分(炭化水素)です。

1870年代に工業的に生産が開始され、現在、世界中の皮膚科でもっとも使用頻度が高い皮膚関連の医薬品基剤の一つと考えられています。

●ワセリンの安全性は歴史的に高い実績がありますが、一方でワセリンを含め、原油由来(鉱物由来)の成分を化粧品原料や医薬品原料に用いることに対して否定的な意見もあります。

ワセリンの使用には賛否ありますので、本製品のメイン原料が「ワセリン」であることを明記するよう心がけております。

(2018-07-19)
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水仕事に強いベタガード


水仕事に耐えるハード・クリーム


ワセリンは100%石油由来。その歴史は、石油採掘機のポンプやロッドに付着していたベタベタなワックスから始まりました。労働者たちはこれを「ロッドワックス」と呼んでいました。



石油採掘者を困らせたロッドワックス(ワセリンの原料)


この黒いドロドロのロッドワックスは、ベタベタで石油採掘機を壊したり誤動作させる厄介者でした。

しかし、ケガが絶えなかった石油採掘現場の労働者たちは、いつの日からか、そのワックスが切り傷や擦り傷などの軟膏(バーム・クリーム)として極めて効果的であることを知るようになりました。

そのウワサは労働者たちの間で民間療法薬として広まりました。



万能薬と考えられたワセリン


ロッドワックスを精製することで得られたワセリンは、1870年代以降、世界中で愛されるようになりました。

そして、またたく間にあらゆる皮膚のトラブルを解決する人気のスキンケア成分へとなりました。

実際は「薬効」でなく「皮膚の保護力」のために切り傷や擦り傷に有効だったのですが、当時、ワセリンは皮膚関連の「万能薬」と考えられていました。

一部、飲み薬として愛用する人まで出現する状況でした。



ベタベタ、ハードでタフだから水仕事にも耐える


このようにワセリンは元来、石油採掘機にまとわりつくベタベタの厄介者、ハードでタフな成分だったのです。

ワセリンは、水をはじく力が強い。そのため水仕事にも耐える性質があります。

一般的な白色系(乳化系)ハンドクリームより耐水性が優れた素材です。水・刺激・乾燥からがっちり手をプロテクトします。

(2018-07-19)
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ハンドクリームの二大タイプ




ハンドクリームの二大タイプ


ハンドクリームには、大きく2つのタイプがあります。


  • 乳化タイプ(白いクリーム状基剤)のハンドクリーム

  • ワセリンをベースとしたハンドクリーム



市販されている多くのハンドクリームは乳化タイプ。乳化タイプは、通常、水とオイルを混ぜ合わせて作ります。

乳化とは、水と油のように本来、混ざり合わないものに乳化剤を添加して、撹伴(かくはん)などによって、油成分を微粒子化し液体に均一に拡散させる行為を言います。英語では「Emulsion、エマルション」。


乳化タイプのメリット


テクスチャの良さです。オイルに水分が加わることで、何か問いベタつきやすいオイルが、比較的簡単に肌の上で伸び、またお肌に浸透しやすいためなじみやすいというメリットがあります。


乳化タイプのデメリット


水に弱いこと。ハンドクリームは水仕事の多い手にオイルの被膜を作りお肌を守るミッションがあります。

しかし、乳化タイプのハンドクリームは、もともとがオイルと水で作られているため、流れる水とともに手から簡単に離脱する傾向があります。
乳化タイプクリームは、水になじみやすく溶けやすいという性格によると思われます。


水仕事にはワセリンタイプがオススメ


一方、皮膚関連トラブルで世界中でもっとも多用されるワセリンは、伸びや馴染み感劣る一方、皮膚を強くガードする点では圧倒的な強さ。水仕事が多い手にはワセリンタイプがオススメです。


乳化系 vs ワセリン


乳化系とは?・・・乳化系クリームとは、マヨネーズのように水とオイルを混ぜ撹拌することで白くクリーム状になった物質全般を指します。

水分と油が適度に混じり合うため、油の保湿力と水分のテクスチャのよさが特徴です。


ワセリンは?


ワセリンは、原油から精製分離された純粋な炭化水素の固まりで、水分の含有率は限りなく0%。

水分透過率もほとんどなく、皮膚表面からの水分蒸発を強力に防止します。


乳化系 vs ワセリン


【乳化系クリーム】
・お肌への吸収率 → ある程度皮膚に吸収されやすい
・水分透過率 → ある程度高く、水分蒸発が起こりやすい(保湿力が弱い)
・皮膚バリアー保護力 → 中
・皮膚を水仕事から守る耐水性 → やや弱い
・感触・テクスチャー → 比較的さらさら感があり良好


【ワセリン】
・お肌への吸収率 → ほとんど皮膚に吸収されないが、お肌に馴染んでとどまる(そして、自然剥落)
・水分透過率 → ほとんどないので、水分蒸発が起こらない(保湿力が高い)
・皮膚を水仕事から守る耐水性 → 強い
・皮膚バリアー保護力 → 高い
・感触・テクスチャー → ベタベタ感があり使いにくい

それぞれに長短がありますので、特徴をよく理解して、賢く使い分けしたいですね。


ハンドクリーム比較


市販されている一般的なハンドクリームは、水とオイルなどを混ぜ合わせた乳化タイプの方が、人気があります。人気の理由はベタ付き感の少なさではないしょうか。


乳化系クリームのメリット・デメリット


乳化タイプのハンドクリームのメリットは、使用感(テクスチャ)に優れますが、反面、デメリットとして水仕事に弱い性質があります。

また、本来混じり合わない水とオイルを混ぜ合わせるために成分として界面活性剤(サーファクタント)を配合する必要があります。


ワセリンのメリット・デメリット


ワセリンはその逆です。デメリットとしてべた付き感があり使用感(テクスチャ)が悪いのですが、水仕事には強い。

徹底的に非水溶性です。また、水と乳化させる必要がありませんので、界面活性剤(サーファクタント)も不要です。


ワセリン vs 乳化系クリーム比較表








(乳化系クリーム) サラサラでテクスチャがよい 水仕事に弱い界面活性剤の配合基剤臭があるので香料でマスキング
(ワセリン系)ベタベタでテクスチャが悪い 水仕事に強い刺激が少ないワセリンは無味無臭



ベタガードのコンセプト


ベタガードは、ワセリンの最大の武器「水仕事に強い性質」をそのままにテクスチャを改善した製品です。

水・刺激・乾燥からがっちりと手・皮膚・お肌をプロテクトします。

(2018-07-19)
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薬効がないワセリン
ベタガードの主成分はワセリン。ワセリンは、病院の皮膚科でもっとも多く処方される成分の一つです。しかし、ワセリン自体には何の薬効もありません。



薬効がないワセリンの実力!


病院で頻繁に処方されているため、「医薬品としての医薬的な効果がある」と誤解されていますが、薬効はいっさいありません。

むしろ、その逆で、他の成分と反応しない・皮膚に何の影響を与えない安定した性質が特徴です。だから、皮膚を安全かつ強力にガードします。



人の自然な治癒力をサポートするワセリン


安全で強力にガードされた皮膚は、その人が持つ本来の治癒力を引き出します。

ワセリンが手荒れを直すのではなく、ワセリンは、その人自身の治癒を手助けするだけです。



ベタガード、パワフルなベタベタが皮膚をガード


しかし、ワセリンはその強力なベタベタ感がとっても使いに点です。そこがハンドクリーム基剤として人気がない理由となっています。

ベタガードは、最強のハンドクリーム基剤であるワセリンをサラサラ・ソフトに、そしてクリーミーに練り上げたワセリン・クリームです。

水・刺激・乾燥からがっちり手をプロテクトします。

(2018-07-19)
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ステロイド非配合

ステロイド非配合


ステロイドホルモンは人の体内(とくに副腎皮質)で生合成され体内に生理的な変化を起こさせるホルモンとして働きます。

医薬品としてのステロイドは化学的に合成された成分で、強力な抗炎症作用とアレルギー反応を弱める働き(抗アレルギー作用)があります。


ステロイドの劇的な効果と副作用


ステロイドの効果は絶大で即効性があり、人類の皮膚を守り続けている貢献ははかりしれません。

しかし、魔法の薬ゆえに使い方を間違えると重大な副作用を招きます。外用として皮膚に塗布されるステロイドは、内服(飲む)の場合と比較するとリスクは低くなります。

しかし、長期間の使用は、そもそもステロイドの効果が薄れるとという副作用があります。

それ以外、よく知られている副作用には、感染性リスクの増大・骨粗鬆症・糖尿病・高血圧・白内障などがあります。

非適切なステロイドの使用(一般にレベルが高いグレード・過剰投与・長期間投与)は、一般に人の免疫系システムを撹乱するリスクがあると言われます。


ステロイドの安易な使用はリスクが高い


人の免疫システムとは、病原菌や毒性・刺激性のある侵入者を捕捉・攻撃・殺菌・無毒化するための体内の防衛システムです。

免疫システムが乱れるとアレルギー反応をはじめ、免疫力低下に伴う多種多様の副作用を起こす可能性があります。

そのためステロイドの使用は、一般に医師の管理下で行われることが普通です。一般に内服なしの外用のみで、しかも顔などは避けて使用します。

短期間の投与が望ましいとされ、長期間の投与が必要な場合は、さまざまなリスク対策と同時に医師による処方が施されます。


ベタガードは、ステロイド非配合


ハンドクリームにステロイド剤を配合すると手湿疹・手荒れに対して劇的な効果が期待できます。

また、実際、無許可でステロイドを配合したハンドクリームが市販されるといった事件も発生しております。

ベタガードには、いかなる種類のステロイドも配合されていません


ひどい手湿疹・手荒れはお医者さんへ


あかぎれやひび割れが進んだ手湿疹・手荒れは、通常のハンドクリームのレベルを超えており、病院にて医師による治療をオススメします。

(2018-07-19)
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シリコン非配合(ノンシリコン)

シリコン非配合(ノンシリコン)


シリコンとは、有機化合物の一種で、シロキサン結合(Si-O-Si)をメインとする高分子化合物の総称です。一種の合成樹脂です。プラスティックの一種と考えてもよいかと思います。別名シリコーン(silicone)と呼ばれます。

シリコンを嫌う方がおられますが、非常にすぐれた成分で毒性もほとんどなくハンドクリームや化粧品には多用されます。

とくにコンディショナーのようなヘア用品ではきわめて優れたサラサラ感を演出できますので、とくにサロン向けのコンディショナーには多く配合されております。

ハンドクリームにも一部の市販製品はシリコン類が配合されています。手を薄い樹脂膜でプロテクトしてくれるためです。

当社はシリコンの使用には否定的ではありませんが、ベタガードには配合されていません。好き嫌いがあり、ベタガードには採用されませんでした。

手やお肌に付けると、かすかな違和感を与える点は、プロテクトされている実感を与えてくれますが、あまり好きになれない人も多いようです。


様々な種類のシリコン


シリコンには、たくさんの種類があり、様々な名称があります。たとえば、ジメチコン・シクロメチコン・メチルポリシロキサン...。

製品の成分表を見ても「シリコン」という名称が使われていないのでわかりにくいのですが、シャンプーやリンス、トリートメントでは、配合されていない製品の方が、むしろ少ないでしょう。

様々な種類のシリコンは、どれも対象をごく薄いプラスティック皮膜で包んでサラサラにする作用があります。

シャンプーやトリートメントに配合されたシリコンなら髪の毛をサラサラにする効果が期待できます。


シリコン否定派の意見


髪の表面をラッピングすることでサラサラ感を演出します。

しかし、シリコン配合に否定的な主張は下記の点です:

・髪の毛自体が健康になったような誤解を与えているだけ
・プラスティック皮膜で髪の毛を覆うことで逆に髪にダメージを与える

そのため近年では、「ノンシリコン・シャンプー」や「ノンシリコン・トリートメント」が人気を博しています。

しかし、皮膚や髪の毛に対するシリコンの有害性に関して科学的に信頼できるデータはないようです(私の調査では探し出せませんでした)。


ハンドクリームにも配合されるシリコン


シリコンは、実はハンドクリームでも人気の成分です。一部の市販ハンドクリームには配合されています。

クリームを塗った後のお肌に対してサラサラの感触を演出します。ラップに包まれたような感触さえ与え保護されている感触が人気の理由です。

シリコン入りハンドクリームは、「肌が突っ張る感じ」「手袋をしているみたい」というマイナス評価する人と「ラッピングされ保護されている」「サラサラ感」とプラス評価をする人に分かれます。


ベタガードは、シリコン非配合(ノンシリコン)


ベタガードの主成分は白色ワセリンです。それがベタガードの特徴ですので、シリコンは不要でした。

(2018-07-19)
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