開発日誌 (~2012年)


ワセリンとハンドクリーム

ワセリンとハンドクリーム


ワセリンは、それ自体が単体で皮膚科の薬として処方されるほどで低刺激で安全な成分です。しかし、そのベタベタ感からハンドクリームとして使用する人はけっして多くありません。


ワセリンの問題点


ワセリンの問題点は、ワセリンのテクスチャーにあると思います。

  • ・べた付き感
  • ・伸びのなさ
  • ・重量感
  • ・鉱物由来であることにネガティブな印象を抱かれる場合がある


なお、ワセリンが鉱物由来(石油由来)であることに、ネガティブな印象を抱いている方がおられますし、アレルギーや油焼けが起きると主張される方々もおられます。

  • ・アレルギーなど副作用
  • ・鉱物由来であることにネガティブな印象を抱かれる場合がある


鉱物由来であることを否定的に考えるかどうかは、意見が分かれるところです。

しかし、アレルギーや油焼けといった副作用については、精製度が低かった昔のワセリンに関して語られていたことであり現在のワセリンの安全性は、非常に高くなっています。

とはいえ、アトピー患者さんなど極めて敏感に反応する方々には、現在の白色ワセリンでも刺激を感じる場合があること事実です。

そのため、当社のワセリン・クリームであるベタガードは、白色ワセリンよりもさらに精製度が高いサンホワイト(商品名)を採用しています。


ワセリンのメリット


ワセリンのメリットはいろいろありますが、私が第一に上げたいことは、耐水性です。

白色系(乳化系)ハンドクリームの最大の弱点を見事にカバーしています(そのトレードオフとしてベタつき感というデメリットがある)。


薬効がないというメリット


あと皮肉なことですが、ワセリンにはまったく「薬効がない」という点が大きなメリットになっています。

薬効がないと言うことは副作用リスクが極めて少ないことを意味します。刺激もほとんどありません。


人の自然な治癒力を引き出す


ワセリンには、手荒れもあかぎれも、直接的な治療効果も保湿効果もありませんが、傷口を水仕事から保護することで、人の本来の治癒力をサポートします。

副作用がなく人が自分の治癒力を発揮して病気を治すというコンセプトは、医薬品のもっとも美しい姿に見えるのですが、みなさまにはどのように感じられますでしょうか?


お財布に優しいワセリン


最後に価格メリット。

ワセリンを使用氏や医薬品や化粧品はそれなりの価格ですが、ワセリン自体は、石油精製に伴って発生する副産物の一つであり、価格は世界的に安価に流通しています。

もしワセリン単体で使用する場合は、コスト負担が少なく家計には優しい成分です。


ワセリンのメリット、まとめ



  • ・耐水性
  • ・安全性
  • ・無臭
  • ・低刺激
  • ・価格




(2010-04-01 08:30:13)

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