開発日誌 (~2012年)


乳化系クリーム vs ワセリン
●乳化系クリームとは?
乳化系クリームとは、マヨネーズのように水とオイルを混ぜ撹拌することで白くクリーム状になった物質全般を指します。水分と油が適度に混じり合うため、油の保湿力と水分のテクスチャのよさが特徴です。

市販のハンドクリームなども乳化タイプの基剤をベースにしたものが多いかと思います。



●一方、ワセリンは?
ワセリンは、原油から精製分離された純粋な炭化水素の固まりで、水分の含有率は限りなく0%。水分透過率もほとんどなく、皮膚表面からの水分蒸発を強力に防止します。


●乳化系クリーム vs ワセリン

【乳化系クリーム】
・お肌への吸収率 → ある程度皮膚に吸収されやすい
・水分透過率 → ある程度高く、水分蒸発が起こりやすい(保湿力が弱い)
・皮膚バリアー保護力 → 中
・皮膚を水仕事から守る耐水性 → やや弱い
・感触・テクスチャー → 比較的さらさら感があり良好


【ワセリン】
・お肌への吸収率 → ほとんど皮膚に吸収されない
・水分透過率 → ほとんどないので、水分蒸発が起こらない(保湿力が高い)
・皮膚を水仕事から守る耐水性 → 強い
・皮膚バリアー保護力 → 高い
・感触・テクスチャー → 比較的ベタベタ感があり使いにくい


それぞれに長短がありますので、特徴をよく理解して、賢く使い分けしたいですね。



(2009-01-24 07:51:10)

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