サンホワイトのまとめ

最強純度のワセリン、サンホワイト


ワセリンは炭化水素の固まりで、その純度はいろいろ。純度を上げることがワセリンの品質として評価されます。

以前は「黄色ワセリン」というワセリンも市販されていました。

純度は「白色ワセリン」にやや劣りましたが、充分に利用可能でした。しかし、現在、化粧品・医薬品には、ほぼ白色ワセリンが採用されます。

一般に白色ワセリンは、充分に純度が高く、ほとんどが安定した性質の飽和型・鎖状炭化水素(ノルマルパラフィン)から構成されています。

しかし、これを上回る純度のワセリンも商品化されています。

その一つがサンホワイトです。市販ワセリンとしては最高の純度と推測されます。ベタガードのワセリンは、サンホワイトが採用されています。


サンホワイトとは


サンホワイトとは、大手化粧品・医薬品原料メーカーの日興リカ株式会社が販売しているワセリンの商品名です。

原価コストが平均的な白色ワセリンの数倍と高いため、サンホワイト単体、またはサンホワイトを配合した化粧品・医薬品は多いとはいえません。

しかし、サンホワイトは「ワセリンの中でもっとも精製度が高いワセリン」として認識されており、極度に純度の高いワセリンを必要とする医薬品や医療現場、化粧品などに採用されています。

そのためサンホワイトは、一般消費者向けの商品として販売されていませんが、別会社さんを通して商品名「サンホワイトP-1」として販売されています。


サンホワイトは白色ワセリン?


ワセリンの一般的な分類からすれば「白色ワセリン」に分類されますが、「日局ワセリン」(日本薬局方/白色ワセリン)と比較すると純度(精製度)が高いとされています。

純度のパーセントは公開されておりませんが、日興リカ株式会社によると市販されているワセリンではもっとも高純度のワセリンとのことです。


医療関係者の間で信頼感が高いサンホワイト


市販されている中でもっとも純度が高いため、わずかな不純物にもアレルギー反応などを示す患者さん向けのワセリンとしてサンホワイトは医療関係者の間で、知名度とプレゼンスを維持しているように見受けられます。

「純度が高いワセリン=サンホワイト」と考えているお医者さんも多いようです。

また、アレルギー反応をチェックするパッチテスト(かぶれ検査)の基剤として日本接触皮膚炎学会によって認められている唯一にワセリンです。

ワセリンでアレルギー反応が起こるとパッチテストになりませんので、かぶれない物質としてサンホワイトが認められています。


ワセリンの純度比較


業界では、市販されているワセリンのワセリン純度の高さは下記の順になっていますと言われています:

・日本薬局方・白色ワセリン → サンホワイト(商品名)

※日本薬局方・白色ワセリンとは、日本薬局方に規定された基準に準拠して制作されたワセリンを指します。

国内では、数十社が日本薬局方・白色ワセリンを製造していると言われます。


実際にサンホワイトを使ってみた感想


見た目:

白色ワセリンは白いワセリンですが、サンホワイトを見ると、真っ白でないことがわかります。

サンホワイトは純白のような白さです。白さを通り超え青白く見えるかも知れません。


テクスチャー:

伸びがよいです。白色ワセリンよりベタベタ感がそれだけ少ないのですが、軽く拡がるために塗れたようにベタベタ感が皮膚を覆います。

この辺は好みの問題で、通常の白色ワセリンを好まれる人も多いかと思います。ベタベタ感の引きの早さは、概してサンホワイトはよいようです。




  • (2017-07-19)
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