(14)ワセリンと唇(リップ)

ワセリンと唇


ワセリンは刺激が少ない成分です。また口に入れても毒性がありません。よって、唇に塗っても問題ありません。

実際、市販のリップクリームなどにワセリンは基剤として多用されています。


皮脂腺がなく角質層が薄い唇(リップ)


唇には皮脂腺がないため皮脂膜で保護されていません。

しかも水分を保つ角質層が薄くできています。そのため水分がすぐに蒸発しやすく、わずかな空気の乾燥でも荒れやすい部位となっています。

乾燥する冬場だけでなく、年中唇が荒れてリップクリームが手放さない人も少なくありません。


荒れやすい唇(リップ)


唇は、皮脂腺がなく角質層が薄い割には、常に外界に露出し刺激を受けます。

また、食事では、食べ物に触れるため摩擦が起きますし、食事だけでなく話す行為で唇は左右前後に大きな運動を伴うため外界との刺激により影響を受け荒れやすくなります。

荒れた唇をなめる人がいますが、中途半端に湿らされた唇は、唇表面の水分の蒸発が、唇内の水分の蒸発を誘発するという悪循環に陥ることもあります。そのため荒れやすい部位となっています。


唇はワセリンで保護しよう


ワセリンは人体に無害で刺激が少ない成分です。食べることはできませんが(食べても排泄される)、少々口の中に取り込まれても中毒や毒性を発揮することはありません。

唇を保護するリップクリームは、体内に取り込まれても無害なものを使用すべきなので、ワセリンはリップクリームの代表的な基剤となっています。

  • (2017-07-17)
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